ヨーロッパep36 最終回 🇫🇷 モン・サン・ミシェル

前回、オランジェリー美術館を紹介しました。

今回はモン・サン・ミシェル編、そしてヨーロッパ編の最終回となります。

モン・サン・ミシェル

モン・サン=ミッシェルは、フランス北西部ノルマンディー地方に位置する世界遺産で、潮の満ち引きによって陸と島を行き来できる神秘的な修道院として知られています。パリから日帰りで訪れることも可能で、多くの旅行者に人気のスポットです。

パリからのアクセス

パリからモン・サン=ミッシェルへのアクセス方法として、以下のような選択肢があります。

  • バスツアー: パリ市内から出発する日帰りバスツアーが多数催行されています。所要時間は片道約4時間半で、途中休憩を挟みながら快適に移動できます。
  • 鉄道とバスの組み合わせ: パリのモンパルナス駅からレンヌ駅までTGVで移動し、そこからシャトルバスでモン・サン=ミッシェルへ向かう方法もあります。所要時間は約3時間半ですが、乗り換えが必要です。

僕はネットでツアーを予約して(15000円ほど)向かいました。大多数の人はツアーで向かうと思います。

モン・サン=ミッシェルの見どころ

モン・サン=ミッシェルでは、以下のような観光スポットを楽しむことができます。

  • 修道院: 島の頂上に位置する修道院は、ゴシック様式の建築が特徴で、内部の見学も可能です。歴史的な背景や建築技術に触れることができます。
  • グランド・リュ: 島内のメインストリートで、土産物店やレストランが立ち並びます。散策しながら地元の特産品を楽しめます。
  • 城壁: 島を囲む城壁からは、干潟や周囲の景色を一望できます。特に夕暮れ時の景色は絶景です。

修道院内部の見どころ

修道院内部は複数の階層に分かれており、以下のような見どころがあります。

  • ノートル=ダム=スー=テール教会: 修道院の最も古い部分で、10世紀に建てられたロマネスク様式の地下教会です。長らく忘れられていましたが、19世紀末に再発見されました。
  • 修道院教会: 11世紀から建設が始まり、ロマネスク様式とゴシック様式が融合した建築が特徴です。特に高い天井と美しいステンドグラスが印象的です。
  • 回廊(クロワスター): 修道士たちの瞑想の場で、13世紀に建設されました。中央には中世の庭園が再現されており、静寂な雰囲気が漂います。
  • 食堂(レフェクトワール): 修道士たちが食事をとった場所で、長いテーブルと高い天井が特徴です。壁には細かい装飾が施されています。
  • 騎士の間(サル・デ・シュヴァリエ): 修道士たちの作業場で、ゴシック様式のアーチが美しい空間です。
  • 聖マルタン礼拝堂: 南側に位置する地下礼拝堂で、11世紀に建設されました。シンプルな造りながら、歴史的な価値があります。
  • トレント・シェルジュ礼拝堂: 北側の地下礼拝堂で、壁には中世のフレスコ画が残されています。
  • 大車輪(トレッドウィール): 18世紀に修道院が監獄として使用されていた際、物資を運ぶために設置された巨大な滑車です。

名物グルメ

モン・サン=ミッシェルでは、以下のような名物料理を味わうことができます。

  • ラ・メール・プラールのオムレツ: ふわふわの食感が特徴のオムレツで、観光客に人気の一品です。
  • クレープとシードル: 地元のリンゴ酒であるシードルと一緒に、甘いクレープを楽しむのもおすすめです。

僕はラ・メール・プラールは高いのと混雑しているので普通のお店でオムレツを楽しみました。

外に席のあるお店は景色を楽しみながら食べられるのでおすすめです。

お土産情報

モン・サン=ミッシェルでは、以下のようなお土産が人気です。

  • ラ・メール・プラールのクッキー: バターの風味豊かなクッキーで、パッケージも可愛らしく、お土産に最適です。
  • 地元の特産品: 塩キャラメルやシードルなど、地元の味を楽しめる商品が多数あります。

旅行のポイント

  • ツアーの選択: 日本語ガイド付きのツアーを選ぶと、歴史や見どころを詳しく知ることができ、より充実した観光が可能です。

もちろん英語のツアーの方が料金が安い傾向はあります。

  • 時間配分: 日帰りの場合、観光時間が限られるため、事前に見学したい場所を決めておくと効率的です。

まとめ

モン・サン・ミシェルは世界的に有名な世界遺産であり、パリからの日帰りのアクセスが可能です。

美しい景観を持つとともにとフランスの歴史に大いに関係してきた場所であるため、ぜひパリに旅行された際には行ってみていただきたいです。

というわけで今回はここまでとなります。

そしてついにヨーロッパ編が終了となります!

人生初の海外旅行で現在のようにバックパッカーになろうなどと考えていなかった頃なので、お金を使いすぎていたり、予定を詰め込みすぎて最後は体調を崩していたりとツッコミどころ満載ではありますが、この旅がどれだけ楽しかったか、時折写真を見返して思い返します。

だからこそ、ちょっとずつ旅行が上手くなっていったことにも気づける良い振り返りの機会ともなりました。

ヨーロッパ編の次は東アジア編を開始したいと思います。

この時点でヨーロッパの5カ国分しか記事にできていませんが、2025年5月7日の現時点で18カ国目に突入しており、また今もまさに旅の途中です。

投稿のペースを上げるための試行錯誤も行なっているので、毎回記事の構成が変わったりして読みにくいかと思いますが、これからも自分のペースで書きたいことを書きたいように発信していこうと思いますのでよろしくお願いします。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

Follow me!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA