東アジア-1 🇨🇳 上海

【上海観光ブログ】伝統と近未来が交差する街——静安寺・豫園・外灘を歩く

こんにちはユパです!

今回から前回までのヨーロッパ編から変わりまして、東アジア編のスタートです。

旅行の期間は2023年12月30日〜2024年1月8でした。

往路は春秋航空、フライトは3時間ほど

中国・上海までは家族旅行で、その後一人で香港・台湾・韓国を訪れました。

香港と韓国に関してはトランジット中の観光でしたが、主要な観光スポットを押さえて十分に楽しむことができました。トランジット観光のモデルルートとしても東アジア編を楽しんでいただけたら幸いです。

今回は中国・上海で訪れた観光スポットの中でも、特に印象に残った4カ所をご紹介します。静かに祈りを捧げるお寺から、美食と買い物を楽しめる古風な街並み、そして息をのむような夜景まで——上海という街が持つ多面性を感じていただけると思います。

黄金の寺院が語る静けさと荘厳さ——静安寺

歴史

  • 元々は呉の時代(247年)に創建され、上海の他の場所にありました。
  • 1216年(南宋時代)に現在の場所に移転。
  • 清代にも修復が繰り返され、文化大革命時には被害を受けたものの、1980年代以降に再建され現在の美しい姿に。
  • 現在の建物の多くは比較的新しく、伝統的なデザインを現代建築で再現しています。

夜の静安寺:幻想的なライトアップ

静安寺は夜に見ると格別です。ライトアップされた境内は幻想的で、金色の塔が暗闇に浮かび上がるような美しさ。街の灯りと融合しながらも、そこだけはゆっくりと時間が流れているように感じられました。

江南の美と静寂に包まれる——豫園

豫園は、明代に作られた古典的な中国庭園。赤い欄干、曲がりくねった橋、池に映る木々の影……一歩踏み入れた瞬間、まるで昔の中国にタイムスリップしたような気分になります。

池と岩、静寂のバランス

特に印象に残ったのは、石を積み上げた岩山と池の風景。観光地でありながらも、どこか日常を忘れさせてくれるような場所です。静かに腰を下ろして眺めているだけで、心が落ち着きます。

美味と雑踏のエンタメ空間——豫園商城

豫園を出たすぐのところに広がる「豫園商城」は、お土産、食べ歩き、写真映えすべてが楽しめる活気あふれる場所です。

名物グルメ:南翔小籠包の本店

「南翔小籠包」は外せません。一口サイズの小籠包は皮が薄く、熱々のスープがたっぷり。お酢と生姜でさっぱりといただくと、いくつでも食べられる美味しさです。

二つの時代が向かい合う風景——外灘(昼と夜)

昼の外灘:歴史を感じる建築群

外灘(バンド)は、黄浦江沿いに広がる西洋風のクラシック建築群が特徴のエリア。日中はその建物をじっくり眺めながら、歴史の重みを感じるような散歩が楽しめます。

夜の外灘:息をのむ絶景

そして夜になると、外灘の景色は一変。ライトアップされた建物が水面に映り、対岸の浦東の高層ビル群もカラフルに輝きます。まさに「歴史と未来」が向かい合う壮大な風景です。時間があればナイトクルーズもできるそうです。

上海は「一つの街」じゃない

静安寺の静けさ、豫園の歴史と自然、豫園商城の賑わい、外灘の壮大な景観——それぞれがまるで別の都市のようでありながら、すべてが“上海”という一つの都市に内包されている。この多様性こそが、上海の最大の魅力だと感じました。

観光地として整備されていながらも、どこか人の営みが根付いているような温かさがある上海。ぜひ皆さんも、自分だけの上海を見つけに行ってみてください。

というわけで今回は上海編でした。

次回は上海から新幹線で西に30分ほど移動したところにある蘇州をご紹介します。

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