ヨーロッパep24 🇬🇧ウォレス・コレクション
前回、ベイカーストリートのシャーロック・ホームズミュージアムに行きました。
今回は、ロンドンにある美術館の一つであるウォレス・コレクションに行きます。
ウォレス・コレクション
この美術館は、ベイカーストリート駅から15分ほど歩いた場所にあります。
前回紹介したシャーロック・ホームズミュージアムと合わせて行くことができますし、僕は実際にそのようにしました。
収蔵している作品やその他の家具や装飾品などはフランスのものを中心に、幅広いコレクションを誇っています。
こちらの美術館もコレクションとその建物が政府に寄贈されたことから、入場料は無料ですが、コレクションの持ち出しが禁止とされているため、直接見に行かない限り外部でお目にかかることは叶いません。
そのため、ロンドンに訪れた際にはぜひ見に行っていただきたいです。
館内へ
建物の中に入るといきなり正面に大きくて豪華な階段が目に入ってきます。
この時、スタッフの方からリュックを前にしてくださいと言われたのですが、この美術館は収蔵品の多さに対して広々としたスペースではないため作品との距離がすごく近くなってしまうため、他の美術館よりもそこは厳しめなようです。
クロークもあるようなので、もし大荷物で行くことになっても大丈夫でしょう。
この美術館は特に順序も決まっていないようだったので、自由に歩いて気になった部屋に入って見てまわりました。
通常の美術館と違って、壁や天井の装飾や家具も見どころとなっていて、美術館というよりも昔のお屋敷に来たようで楽しかったです。
ジャン・オノレ・フラゴナール
この美術館の目玉となっているのがフラゴナールの『ブランコ』です。
世界的に有名なロココ様式の絵ですが、もちろん門外不出なのでここでしか見ることができません。
実物を目にして驚いたことは、この絵が非常に小さいことでした。
画面の華やかさから大きくて派手な絵をイメージしていましたが、実際は小さく、ひっそりと展示されている印象でした。
トーマス・サリー
イギリス出身の画家で肖像画を得意とした、トーマス・サリーの絵も部屋の装飾と合わさって目を引かれました。
フランソワ・ブーシェ
階段横の壁には三枚のブーシェの絵が贅沢に飾られていました。
鑑賞する側としては少し見づらい気もします(笑)
その他にも名作ばかり
この美術館には外観からは想像がつかないような大きな展示室があったり、オールド・マスターの有名画家の絵が至る所にあったりと見どころ満載でした。
僕が言った際には、特別企画として、「The Queen and Het Corgis」というエリザベス女王と女王の飼っていたコーギーの写真展がやっておりこちらも面白かったです。
女王のコーギーの家系図もイギリス王室さながらでした(笑)
まとめ
というわけで今回はウォレス・コレクションについてお伝えしました。
門外不出の名作たちに皆さんもいつかぜひ足を運んでみてください!
次回は大英博物館編となります。
ここまで読んでいただきありがとうございました