ヨーロッパep8 🇳🇱 アムステルダム国立美術館(ライクスミュージアム)

前回は、アムステルダム国立美術館のフェルメール展についてでした。

アムステルダム国立美術館常設展示

今回はアムステルダム国立美術館(以下 国立美術館)の常設展示を見学。

まずは、フェルメール展の際には触れなかった国立美術館の外観。

外観はアムステルダム中央駅に似たような印象で、その大きさから収蔵品の数もかなりのものだろうと気づかされる。

クロークの様子

同日に既に行っていたゴッホミュージアムに続き、人生で2回目の海外の美術館ということで外観だけで既に圧倒される。

荷物はロッカーかクロークに預けるが、ロッカーがどこもいっぱいだったので、クロークを使うことにした。

日本の美術館でもクロークはもちろんあると思うが、国立美術館のものはかなり大きくスペースもあるようだ。

僕の荷物もずいぶん遠くに持っていかれていた。

これがフロアマップ。かなり広いことがこれだけで伝わるだろう。しかし、この後訪れるルーブル美術館や大英博物館と比べるとまだわかりやすい構造をしていた。

まず前回のフェルメール展を見学し、その後に常設展も鑑賞した。

フェルメール展と常設展を1日ずつにしてのんびり過ごしても良かった。

絵画

国立美術館所蔵の作品で見どころとなっているのは、4点のフェルメール「牛乳を注ぐ女」「青衣の女」「恋文」「デルフトの小路」、ゴッホ「自画像」、そして何よりもレンブラントの「夜警」。

オランダ出身の世界を名だたる画家達の名作が揃っている。

まずはじめに、レンブラント。

僕が行った時は「夜警」は残念ながら修繕中でしたが、修繕をガラス張りの部屋の中で行うことで実物を来訪者が見ることができるように配慮をされていた。

そして、運がいいことに、この時は修繕のための機械が置かれていなかったため、距離は遠いものの「夜警」の画面全てを見ることが出来た。

確かに、距離が遠いと細部は見ることはできないが、これほどの大型の有名作は人が集まっていると全体を見るような鑑賞がしづらいため、その点では距離が取られていて良かったかもしれない。

「夜警」は、レンブラントが『光の画家』と呼ばれていることに納得ができるほどに、全体的に暗い画面のなかで光が映えていた。また、遠くからでも十分に分かるほどにレンブラントの繊細な描写が見え、この作品に対してそこまで思い入れの無かった僕は衝撃を受けた。

今となっては、今までみた絵の中でも5位以内には入るほどに実物に感動した絵だ。

やっぱり絵は実物を見るべきで、写真では構図的な好き嫌いくらいしか分からないのではないだろうか。

この作品を筆頭に国立美術館のオランダ絵画のコレクションで気に入ったものを少し載せておく。

実は、この美術館は絵画以外にも見どころがある。

図書館

最初に紹介するのは「カイパース図書館」。この美しい図書館は、現在でも現役の図書館でオランダで最大の美術史本を蔵書しているという。

利用の予定がなくても、2階のバルコニーからこちらの図書館を見学することが出来る。見学の際はお静かに🤫

黄金時代の物品

次に、オランダ黄金時代に関連した展示。

オランダが世界最強だった時代に世界中を航海していたであろう船の模型や貿易で取引されていたピストルや陶器などが大量に展示されている。

展示の仕方もあまり馴染みのない両側から鑑賞できるような透明のケースを用いたものもあり面白かった。

まとめ

アムステルダム国立美術館は、オランダが世界に誇る品々をみることができる美術館だった。

海外が初めての人も海外に慣れている人もアムステルダム国立美術館の他の美術館とは少し違う展示を楽しめること間違い。

アムステルダムを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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