ヨーロッパep16 🇩🇪ケルン日帰り旅行 ケルン大聖堂編
前回はベルギーの王立美術館編でした。
実は、ブリュッセル滞在中にドイツのケルンへ日帰りで向かいました。
国境を跨いだ日帰り旅
そんなの可能なのか?と思った人もいるでしょう。日帰りでちゃんと楽しめるの?と思う人もいるでしょう。それがブリュッセルからケルン間なら問題なくできちゃいます。
ベルギーのブリュッセルからドイツのケルンまでは高速鉄道で一本。僕はブリュッセル北駅からICEという高速鉄道に乗り、ケルン中央駅まで2時間と少しで到着しました。2時間乗り換えなしで車窓を楽しみながら座っていれば着くので簡単で快適です。
ICEはユーレイルパスで座席予約や追加料金なしで乗れます。座席はかなり豪華でした。僕はPanosというオランダやベルギーの鉄道駅に入っていたチェーンのパン屋?がヨーロッパ旅中に非常に気に入って、いつもクロワッサンをそこで買ってから電車に乗っていました。
ケルン中央駅
ケルン中央駅のホームはまさにヨーロッパの鉄道駅というような鉄筋で天井の高い作りをしていてかっこいいです。もちろん看板はドイツ語表記。
ケルン大聖堂
ケルンの観光地といえば、やはりケルン大聖堂。ケルン大聖堂はゴシック様式の最高傑作の一つとして世界的に有名です。13世紀に建設が始まり、19世紀に600年以上の年月を費やして完成したそうです。
ケルン大聖堂は中央駅から出ですぐにあります。駅舎を出て屋根がなくなった瞬間に見える大迫力の大聖堂の姿は今でもはっきりと覚えています。ドイツ屈指の観光地でありながら、最高のアクセスも兼ね備えられている点がケルン旅行が日帰りでも十分な理由の一つです。
大聖堂の中に入ると、50mを越えるという天井に圧倒されます。壁はただの石の塊ではなくステンドグラスに囲まれています。外光を入れるために必要なものだとは思いますが、これほどまで多くのスペースを窓にできる余裕があるほどの当時の建築技術に驚きました。
ステンドグラスは文字を必要としない聖書と聞いたことがあります。僕はこの聖堂で壁中にある聖書の場面を見ながらそれが実感できました。
ケルン大聖堂の大きなステンドグラスの一つはドイツの現代アーティストであるゲルハルト・リヒターによるものです。
ライン川を越えて絶景を拝む
聖堂を出てホーエンツォレルン橋を歩きライン川を渡りました。どうやらこの橋の対岸から聖堂を見るのが有名らしいです。
橋の欄干には南京錠がびっしりと付けられていました。パリのポンデザールを凌ぐ多さではないでしょうか。
橋の真ん中を鉄道が轟音を響かせながら通ると橋がなんだか揺れているように感じます。どうも歩道橋や橋はあまり得意ではないので逃げるように渡りました。
思いの外、長い橋を渡り終えて後ろを振り返ってみます。聳え立つ2つの尖塔が目立つ大聖堂の全景が見えました。
噂通り、ライン川の対岸からの大聖堂はとても見応えがあります。そして、かなり距離を取らないと全景をみることのできないほどの大きさに驚きました。
この後、僕は橋をまた渡って、大聖堂の近くにあるルートヴィヒ美術館を見学しました。
今回はここまで。
次回はルートヴィヒ美術館編です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。